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1.はじめに

読書好きの皆さま、マイホーム「書籍室」があることに憧れたことはありませんか❓

常に本を持ち歩いていて、隙あれば読みふけっていることに幸せを感じるこのブログの著者は、本と植物に囲まれた部屋で本に埋もれて余生を過ごすことに憧れています(笑)
そして『必ず実現するぞ!!』と心に決めています😆

そんな私が、今回「書籍室を作る際の注意点や対策」についてのあれこれを詳しく説明したいと思います。
今まさにリノベーションを考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね🤗

快適で機能的な書籍室を作るために役立つ情報ですよ!


2.収納スペースの計画

書籍室の基本は、効率的で使いやすい収納スペースを作ることです。

📚棚のサイズと高さ📚
書籍の種類(文庫本、単行本、大型本など)に合わせた棚の高さや奥行きを設計しましょう。
一般的には、奥行き30cm、棚の高さを20〜35cm程度にすると多くの本が収納できます。

絵本などの表紙で「見せる収納」を考えるのであれば、どういったカタチで「見せる」のか考慮し、それに合わせてのサイズ設計も考慮しましょう。


📚収納の柔軟性📚
可動式の棚板を取り入れると、書籍以外の収納にも対応できます。


【重要㌽➊】耐荷重を考慮する

📚耐荷重を確認📚
本は意外に重いので、棚板や支柱の耐荷重を確認し、重い書籍も安心して収納できるように設計します。

🌟書籍の重量を知る
書籍の種類ごとの平均的な重量を把握しておくと、必要な耐荷重を計算しやすくなります。

●文庫本:約150〜300g(1冊)
→ 幅1mの棚に30冊並べると約9kg〜12kg。

●単行本(ハードカバー):約400〜600g(1冊)
→ 幅1mの棚に20冊並べると約8kg〜12kg。

●大型本・写真集:1冊1kg以上
→ 大型本専用のスペースを確保し、特に耐荷重の高い棚を選びます。

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🌟棚板の耐荷重を確認する
棚板の材質や構造に応じて耐荷重が異なります。
代表的な材質と目安の耐荷重です。

●合板(MDF、パーティクルボードなど)
→ 一般的に幅1m、厚さ18mmで15〜25kg程度が目安。
(重さに弱いので、長さを短くするか支えを追加する必要があります。)

●無垢材(木材)
→ 幅1m、厚さ20mmで30〜50kg程度が目安。
(素材によって耐荷重が大きく異なるので注意。)

●スチール(金属製)
→ 幅1mで50kg以上の耐荷重が可能。
(耐久性が高いため、大型本や重いアイテムに適しています。)

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📚棚板の厚みと支え方の工夫📚
棚板の耐荷重を高めるための工夫を紹介します。

【厚みの選択】
厚い棚板ほど耐荷重が高くなります。
18mm程度:軽い本に適している。
25mm以上:重い本にも対応可能。

【支え方の工夫】
●背板の強化
本棚の背面に厚めの背板を付けると、全体の構造が安定し、棚板がたわみにくくなります。

●棚板の中央に補強を追加
長い棚板(幅1m以上)の場合、中央に支柱や補強材を追加すると耐荷重が大幅に向上します。

●棚板を壁に固定
壁面固定式の棚は、耐荷重が高くなり、安全性も向上します。

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📚棚全体の構造を考慮📚
棚板だけでなく、フレームや全体構造の耐荷重も確認が必要です。

●フレームの素材
フレームが弱いと、棚板が高耐荷重でも全体が歪む可能性があります。
スチール製や厚みのある木製フレームがおすすめです。

●脚部の強化
床に直接設置する場合は、棚の脚部にも重さが集中します。
脚部の強化や耐震マットの使用を検討してください。


【重要㌽➋】耐荷重の具体的な計算

書籍を収納する前に、棚板の実際の耐荷重をシミュレーションしてみましょう。

📚重さの計算例📚
幅1mの棚に文庫本を30冊、単行本を20冊収納する場合:

文庫本30冊 × 0.3kg = 9kg
単行本20冊 × 0.5kg = 10kg
合計 = 19kg

→ この場合、耐荷重20kg以上の棚板が必要です。

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⚠️耐荷重についての総合注意点⚠️

➊定期的な点検
長期間使うと棚板がたわんでくることがあります。定期的にたわみの有無を確認し、必要に応じて補強します。

➋分散収納を心掛ける
重い本を一箇所に集中させず、棚全体に分散させて負荷を軽減しましょう。


3.湿気とカビ対策

書籍を長期間保存するためには湿気対策が重要です。

📚湿度管理📚
書籍の保存に適した湿度は40〜60%です。
除湿器や湿度計を用意して、適切な湿度を維持しましょう。

📚通気性を確保📚
壁に密着させすぎると湿気がたまりやすくなるため、棚の背面に少し空間を設けたり、通気口を設置するのがおすすめです。

📚防カビグッズの利用📚
書籍棚の中に防カビ剤を配置することで、湿気やカビの発生を抑えることができます。

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書籍室で湿気対策をしない場合、以下のような問題が発生する可能性がありますので注意しましょう。

📚本や書籍の劣化📚
湿気が多い環境では、紙が特に影響を受けやすく、次のような状態になることがあります😥

⚠️紙の波打ち
高湿度によって紙が吸湿し、波状に歪んでしまう現象です。
これにより本の見た目が悪くなるだけでなく、ページがスムーズにめくれなくなります。

⚠️カビの発生
高湿度環境ではカビが繁殖しやすく、特に長期間放置された本の表紙や中のページにカビが生えることがあります。
本の劣化を促進し、アレルギーや健康被害の原因になることも。

⚠️インクの滲みや変色
湿気によってインクが滲んだり、紙が黄変(酸化)しやすくなります。
特に古書や高価な書籍では致命的な損傷です。


4.採光と照明

快適な読書空間を作るためには、適切な明るさが必要です。

📚自然光の活用📚
窓を設けて自然光を取り入れましょう。
ただし、直射日光は書籍を劣化させるため、カーテンやブラインドで調整してください。

📚人工照明の配置📚
LED照明を選び、目に優しい色温度(3000〜4000K)のライトを使用すると良いです。
本を読む際に影ができないよう、間接照明やスポットライトを配置します。


5.防音対策

書籍室を集中できる空間にするために、防音対策も重要です。
また、防音対策をした部屋が一つあることで、プロジェクターを設置して映画鑑賞など、他の用途にも快適に利用できますよ(^^♪

📚壁の防音処理📚
壁材に防音パネルや吸音材を使用すると外部の音を遮断できます。

📚床材の選択📚
カーペットやラグを敷くことで、音の反響を抑えられます。

📚扉の工夫📚
気密性の高い扉を使用すると、外の騒音を軽減できます。


6.空間のデザイン

書籍室を快適で魅力的な空間にするための工夫です。

📚色の選択📚
白やベージュ、木目調など落ち着いた色味を使うと、リラックスできる空間になります。
アクセントカラーで趣味やテーマに合った個性を出すのも良いでしょう。

📚家具の配置📚
座り心地の良い椅子やソファ、クッションを配置することで、長時間の読書も快適になります。
書籍を探しやすくするために、目線の高さに良く使う本を置く工夫も重要です。

販売されているシリーズで統一するのも良いですが、私は座り心地や大きさ、デザインの異なるチェアやソファを配置して、その日の気分で選べるようにしたいと考えています🤭


📚スペースの多用途化📚
書籍室を作業スペースやリラクゼーションエリアとしても使えるよう、机を置くのもおすすめです。


7.【重要㌽➌】安全対策

万が一の災害や事故に備えた対策も必要です。
書籍は重さや配置によって事故につながる可能性もあるため、事前の安全対策が重要です。

➊地震対策
➋火災対策
➌動線の確保

この3点がとても重要です😌
具体的にどうすればいいのか見てみましょう。


🏚️地震に備える🏚️

書籍室では地震による棚の倒壊や本の落下が大きなリスクになります。
以下の方法で地震対策を行いましょう。

🏚️棚の固定🏚️
書棚を壁に直接固定することで、地震の揺れによる転倒を防げます。
専用の固定具やL字金具を使用します。

🏚️天井突っ張り棒🏚️
天井と棚の間に突っ張り棒を設置し、さらに安定性を高めます。

🏚️落下防止🏚️
棚の前面に取り付けられる透明アクリルバーやガードバーを設置して、揺れで本が落ちないようにします。

🏚️滑り止めマット🏚️
棚板に滑り止めマットを敷くと、本が棚板の上で動くのを防げます。

🏚️重心を低くする🏚️
重い本や大型本は棚の下段に配置することで、棚全体の重心が低くなり、倒れにくくなります。


🔥火災に備える🔥

書籍は紙製で可燃性が高いので、火災対策が特に重要です。

🔥火災報知器の設置🔥
書籍室専用に火災報知器を設置し、初期段階で火災を検知できるようにします。

🔥消火器の配置🔥
書籍室の出入口付近に小型の消火器を設置します。
乾式消火器(粉末式や二酸化炭素式)は紙を濡らさないため、書籍室に適しています。

🔥電気系統の管理🔥
配線が絡まったり、破損したコードを放置しないようにします。
電源タップは過熱を防ぐため、使用量を適切に管理しましょう。

🔥LED照明の採用🔥
白熱電球や蛍光灯に比べて発熱が少なく、火災リスクを軽減できます。


8.おわりに

いかがでしたでしょうか❓
これらのポイントを踏まえて、計画を進めると理想的な書籍室が作れるでしょう☺️

どんな空間にしたいのか、予算はどれくらいなのか、理想と現実を近付けれるように、具体的な書き出しをしてみるのもおすすめです!
また、一度に全てのことを済ませてしまおうとすると大きな出費になってしまうので、配置したい家具などは普段から少しずつ買い揃えていくといいのではないでしょうか☺️

私も将来の「夢の書籍室」に向けて、インテリアやチェアなどを、今から少しずつ集めています。
偶然気になるものを見つけたり、選んだり、悩んだり、諦めたり・・・その過程も、とても楽しい充実した時間となっています😆

「書籍室」に憧れる、読書好きの皆さま!
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具体的なご相談は、私たち【泉州リノベーション】までお気軽にどうぞ!


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代表もスタッフもしつこい営業は好きじゃありません😖
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