LOADING

CONTENTS コンテンツ

― 実は“つけっぱなし”が自然な使い方です ―

お湯を使い終わるたびに、リモコンの電源を消していませんか。「節約になるかもしれない」「なんとなくその方が安心」そんなお気持ちから、習慣にされている方も少なくありません。けれど実は、給湯器は“つけっぱなし”を前提に設計されています。
今回は、ガス給湯器とエコキュートの違いも含めて、本当に大切なポイントを整理してみます。

■リモコンの正しい理解

「リモコンは毎回オフにした方がいいですか?

現場で本当によくいただくご質問です。
結論は、とてもシンプルです。
日常的に消す必要はありません
リモコンの「電源」は、本体の主電源ではありません。

例えるなら、
テレビの主電源ではなく“操作用のスイッチ”に近いもの。

給湯器本体は常にスタンバイ状態で、
安全装置 ・温度センサー ・凍結防止機能
が働けるようになっています。

そのため、
日常的にオンオフを繰り返す必要はありません。

待機電力もわずか1〜3W。電気代に換算すると月数十円程度です。

■ガス給湯器とエコキュートの違い

ガス給湯器(瞬間式)
・使う瞬間だけ燃焼
・タンクなし
・構造は比較的シンプル
リモコンは“待機の合図”のようなもの。
基本的に入れたままで問題ありません。


エコキュート(貯湯式)
・夜間にまとめて沸き上げ
・タンクに貯湯
・使用量を学習する機能あり
こちらは特に、常時通電が前提です。

電源を切ると、
・学習データが初期化 ・深夜沸き上げに影響 ・湯切れの可能性
といったことが起こる場合があります。

エコキュートは「切らない」ことが自然な使い方です

■ 冬だけは、少し慎重に

給湯器トラブルで多いのが“凍結”。

通電していないと、
・凍結防止ヒーターが作動しない ・配管内部が凍る 
・破損や水漏れにつながる
というリスクがあります。

特に寒波のときに
電源を切るのは、おすすめできません。


修理費が数万円以上になることもあります。

■ 本当に意識したいのは「使用年数」

リモコンのオンオフよりも、実は重要なのが本体の年数です。

目安として
・ガス給湯器:約10年 ・エコキュート :約10〜15年

このあたりを超えると、
・温度が安定しない ・異音がする ・エラー表示が増える
といった症状が出やすくなります。

給湯器は、静かに劣化します。
そして、ある日突然止まることがあります。

不思議とそれは、 寒い日や忙しい夜に重なりがちです。

■ まとめ

・リモコンは基本つけっぱなしで問題ありません
・電気代への影響はごくわずか
・冬場は凍結防止のため電源は切らない
・10年以上使用しているなら一度点検を

「消さなくて大丈夫かな?」と心配される方は多いですが、
給湯器は“つけっぱなし”が自然な設計です。

本当に気にしたいのは、日々のオン・オフよりも本体の年数
静かに頑張ってくれている設備だからこそ、
ときどき思い出してあげるくらいがちょうど良いのです。


私たちは、
「まだ使えるものは、無理に替えなくていい」と考えています。

ただ、備えは大切です。
壊れてから慌てるより、少し早めの確認を

それが結果的に、
一番負担の少ない選択になることが多いのです。

お風呂の安心は、暮らしの安心。
ご不安があれば、いつでもご相談ください☺️